個性的なプロ野球選手の中で、独特な髪型と爆笑コメントで有名なのがパンチ佐藤です。1989年のドラフト1位でオリックスに入団した際は、実力が高まることも期待されていましたが、チームのムードメーカーとして成長することになりました。
成績だけを見れば平凡なもので、当時のチームメートであったイチローとは比較することもできないレベルです。
ところが、一度でも見ただけで忘れられなくなるような個性があったのは確かです。パンチ佐藤という名前は、髪型が典型的なパンチパーマであったことに由来しています。引退した時点でも30歳の若さでしたが、近所のおじさんのような親しみやすさを感じたファンも少なくありません。
レギュラー常に活躍することはできませんでしたが、代打などで登場して決勝打を放ったときには、勝利インタビューでマイクパフォーマンスを行うことが恒例になったのです。
これが非常に面白いことから、プロ野球番組の珍プレー好プレーで取り上げられることになりました。初出場から5年目で引退となりましたが、プロ野球にプロレスのようなマイクパフォーマンスを広めた功績は偉大で、その後のタレント活動においても能力が活かされることになりました。
