プロ野球のセントラルリーグとパシフィックリーグの最も大きな違いはDH制というルールを導入しているか、していないかの差です。
DH制は1975年から、パシフィックリーグだけで導入されているルールになります。DH制は日本語で表記する場合は指名打者です。
このルールが基で二つのリーグに別れたわけではありません。二つのリーグに別れたのは1949年に新規参入を求めるいくつかの球団が現れましたが、その新規参入を望む球団の一つに毎日オリオンズという球団がありました。
毎日オリオンズのプロ野球への新規参入を巡り、既存の球団の中で意見が二つに分かれてしまいました。
参入に反対を示した球団の集まりが現在のセントラルリーグとなり、参入に賛成を示した球団の集まりが今のパシフィックリーグとして残っています。
現在の球団の名称や球団そのものに違いはありますが、この新規参入を巡る問題の翌年1950年から、正式にセントラルリーグとパシフィックリーグの二つのリーグに分かれてプロ野球が開催されることになりました。